#2 Flight Rock series pathfinder テナーウクレレ その2 ネック回り編
随分と時間がたってしまったw 3日坊主ならぬ1日坊主><
でも、ちゃんと更新するよぉお?ので長い目で見てください♪
さてさて、第2回、本日は前回レヴューしたFlight pathfinderの
整備とか各部チェックを書いていきまーす♪
折角の鉄弦ウクレレなのでまずは可能な限り弦高を下げたい♪
我流なのでこれが正規のやり方かどうかは分からないけれども
私の場合は以下の通り。
1,まずはキチンとチューニングする
2,トラスロッドを調整してネックのストレートを出す。
3,ネックに弦のテンションかかった状態でストレートかつ
チューニングが合うまで1,2の工程を繰り返す。
4,弦高をチェックして好みの高さまでナットを削る
私の場合はギターの場合は1フレットと弦の底面が
弦テンションかかった状態で
大体0.08~0.2mm程度の超ローセッティングを好みます。
(12Fで大体0.8~1mm程度かな?)
当然ブリッジ側も同じく平行に下げて行きますが
基本、作業の流れは
チューニング→ネックストレート出し→ナット高調整→サドル高調整
と言う順番です。 この間、弦高確認時は都度適正チューニング状態
で行います(ネックが弦の負荷が掛かった状態でバランス取りたい)
そして最後にすこーしだけ絞めてたトラスロッドを
ほんの気持だけ緩めてあげる感じで完成です♪
というのも弦は振動する時上下に動くのではなく大縄跳びの様に
ぐるぐる回るように動くそうで少しだけ順反り方向にしてあげると
弦が上手い事、回る空間が出来るという塩梅です。
しかしこの塩梅は湿度が大きく関係し各個体やネック素材でも
変わって来るのでとても難しく、今回のようなまだテンション
慣れしてない新しいネック個体の場合は1時間後には弦テンションで
勝手に順ぞり方向に行くことも多いのでそのままストレートか
逆に気持絞める時も多々あります。
んー塩梅は自分で見つけていくしか無いかなー?
最近はお金出せばPLEKという実にすんばらしい調整機が
あるみたいで神戸にも王子動物園あたりにPLEK置いてるお店があるので
たまには人の手借りて何か調整に出そうかなー?とか思ってます。
さて上記の方法で調整すると(ナットも削ったよ♪)
弦高は12F上で0.6mm程度まで下げてみました
0フレットもある程度クラウン出しながら削ったけど、、
最後の詰めに時間かかりそうだったので
0.2mm程度直接弦入るとこだけ削ったったw
まぁテンションも高めなのでとりあえずこれで音が詰まったり
ビビったりする所が無いのでこれで良しとします♪
写真、ギター感覚で見るとまだ弦高詰めれそうですが
これはテナーウクレレですんでフレットも弦も
写真にすると縮尺がギターのそれとは違います
実物は凄いぺったぺったw
さて次に、ロック式チューナーへの交換!
折角なんでフェンダータイプのボタンにしようかと思い
選んだものはGothoのSG381-HAPMをチョイス♪
ただこれはちょい注文ミスって、、やっぱりバックロック式
が欲しかった、、>< 弦ロックに両手使うとかないわーw
んーいつか交換予定!!
こんな感じ、、、。やっぱバックロック式がよかった、、、。
オリジナルでもそんな不具合感じなかったけど
いざつけてみると高級感と正確性が凄いね!@@
これは安ギターにも言えるけど糸巻き変えるだけで
全てにおいて良い方向にかなり激変します!
皆さんも糸巻き交換!是非やってみよう!
ついでにねーフレット少しくすんでたので、、、
これが、、、、
こうなる♪
すんごいキラキラでチョーキングしても文字通り
つるつる♪ と、、それをやってると、、、、
指板の艶消し塗装も使ってるとどうせ光ってくるし、、
で、、
指板も光らせてみたw
そうするとやっぱりヘッドも、、、
で、、
同じくピカらせてみた♪
高級感さらに出て凄いw♪
基本的にフレット磨きは
スコッチ?3Mの400番ウレタンタイプのサンダー
んで同じく1200番のウレタンサンダー
そして仕上げにフリーダムのグロッシングポリッシュ
SP-P-f54 !これは超便利なコンパウンドで
なんと金メッキギターパーツも磨けるんですよー
研磨力が抑えめなんです!(ピカールだと一拭きで金メッキ逝く)
但し研磨力低いっても金メッキパーツ磨くときはやりすぎには注意なっ!
指板とヘッド部分はグロッシングポリッシュのみで
磨いたった♪
ちょーキラキラーーー♪
ヤバい♪
気持ちよく今回はこの辺にしとくか!w
次回予告! 配線いじるぞ!
ではではー♪
#1 Flight Rock series pathfinder テナーウクレレ その1
初ブログです♪ ガオー!!
ご挨拶、、
皆様、初めまして!神戸で細々とウクレレサークル風な団体
私、TALILELE オルタナティブの番頭をさせて頂いております
BADKです。いつも私共のYoutubeを再生頂きまして有難う御座います♪
おやおやっ?まだご存知無い方はこちらのyoutubeチャンネルにて、、
www.youtube.com
もし気に入ってYouTubeチャンネル登録して頂けると
嬉しくて腰から血が噴き出るかもしれませんXD
さてさて最近もうちょっとコンテンツ増やそうかな?と思い至り
超不定期ですがブログも始めてみます?とは言う物の、、
弱小ウクレレチームのネタとしてはそうそう話題も
豊富ではありませぬ故、、 ここはひとつ機材等のメンテや
私的備忘録系なネタで行こうかと思います♪
さておき、、記念すべき第1弾! 2021年12月に発売された
Flight Rock series Pathfinderのレヴュー、改造記を書いて行くかー♪
始まりィ!
Flight pathfinderとは、、
さてこのFlighr Pathfinderの基本スペックや生い立ち等に
興味がある人は名前で検索して貰うとして。
こいつは東ヨーロッパ産のれっきとしたテナーウクレレです。
しかも鉄弦♪ 殆どエレキギターです。
モデルはレスポールタイプとストラトキャスタータイプ
それぞれ色違いが2種類あり 計4種類のラインナップです。
※上の写真には写ってないけど杢目が透けた渋い黒ストラトタイプもある。
私が思うにスペック的にストラトタイプの方が総合的にお買い得と判断♪
何故なら、、、
撲殺レベルの強靭さよ!
と言うのも、、、
ネックがメイプルローストネック!
使うかどうか分からないけど22フレット仕様♪
んでギターの1-4弦そのまま使用する鉄弦仕様!
鉄弦はレスポールタイプも同じですが向こうは確かマホガニーの
セットネックで19フレット仕様だったと思います。
ローストネックってのは高圧で蒸すんだか焼くんだかして
ネック材を強制乾燥させる技術だそうで
その結果、新品なのに経年変化を得て生き残った
ビンテージ楽器の乾いたネックの様な状態を
人工的に作ってるのだそうです、
焼く事によって材が安定するんですねー♪
高音高圧下により樹脂も結晶化している、、つまりはとても硬い!
持ってみても解るんですが手触りウォーミな風合いなのに
マジカチカチな感じです。
これで殴られたら軽く2回ぐらい死ねそうな程♪想像できますかい?
これだけでも弦の張力高い鉄弦ウクレレとしてはレスポールタイプより
大きなアドバンテージだと思いました。
またネックが反っても気軽に修正できるトラスロッドが入ってる点でも
この価格帯としては凄いなーと思います。
とてもいい焼け色です♪ 90年代の女子高生レベルですね♪
ネックのフィーリングはかなりスリムで普通のテナーと比べると
そうだなー感覚的に8mm程細いですかね?その代わりネックが
かまぼこ切ったような半円形なので手のひらに収まりやすく
ボディの重量相まって超弾きやすいです。
ナット側の弦間隔は8mm程度なので
オープンフィンガースタイルの人は少し慣れが要るかもですが?
(10分ぐらいかね?)そんなの抜きにして弾きやすい事この上ないです♪
鉄弦のいい所は弦のテンションが高いので
かなり弦高を下げれる事ですねー♪
調整前の状態でも12Fで弦高1mm程度でしたので
ホント押さえれば鳴る感じです。
軽く調整で0.7mm程まで下げてみた♪まだまだ下げるよぉ♪
音?見てくれ通りだぞ?w
んで音ですが格好のまんま普通にエレキギターです♪
余りにもエレキギターなので5-6弦欲しくなるw
デフォルトで既にギター弦の1-4弦を使用してますので
初端からローG仕様なのは嬉しい限り♪
やっぱ5-6弦欲しくなるなw
本家ストラトキャスターと違うのはピックアップ
(電気信号に変えてくれるマイク黒い奴ね)2つなのでスイッチ切り替えは
フロント(シングル)、フロントリアミックス、リア(ハムバッカー)の3音、
でもミックス時の音はちゃんとストラトのハーフトーンみたいな
鈴なり音も出るのでエレキギター感覚としても汎用性高い!
ボリューム側にあるミニスイッチでピックアップ切り替え可能♪
フロント、リアピックアップ共ちゃんと個性出ています♪
それがいい音かどうかは個人の好みの問題と思いますので
ここでは割愛します♪気に入らないなら自分好みに改造すればよし♪
見えてる部分はお値段以上なのか?
塗装もこの価格帯としてはとても綺麗で高級感あります
私の個体はボディ裏側に少しだけ塗装ムラ有りましたが
私にとっては楽器は弾くか改造する物ですので
こんなので返品交換なんかしません♪
ギターと並べるとこんなサイズ感♪
をいをいー全く何て可愛さなんだィ、、チクショー!><v
コレ見て解るようにネック幅ギターと比べ
60%程の幅感じゃないでしょうか?
でも前述の通りネック自体の厚み効果で
充分なホールド感ありますのでご安心を♪
まとめ
さて 総評です。
良い所!
1,ローストネック!強靭!しかもトラスロッド付き!
2,各パーツのクオリティが思った以上に高い!
3,鉄弦なのでウクレレでは通常出せない域までサスティンある。
22Fでも伸びる。
4,コスパ良い‼️この価格帯としてはありえないレベル。
5,超弾きやすい!
悪い所探して晒すのは日本人の悪い癖だと思うので
ポジティブに今後自分なりに改良する点を書いて行くぞい!
(つか実はもう改造済みなのだけど、、それは次回からのネタです♪)
今後の改造計画
1,オリジナルでも悪くないけどチューニング安定の高みへロック式ペグ採用!
2,少し心許ないミニスイッチの交換(私はもっと大きいのが好き)
3,ボリュームトーンのポテンショメーターの交換(CTS製が好きなの)
4,ケーブル刺すとこジャックの交換(スイッチクラフト製が好きなの)
5,ストリングガイドの小型化(見てくれの問題)オリジナルは
ベース用の物が付いてる。
以上この価格帯で買えるエレクトリックテナーウクレレとしては
激レアかつ破格のモンスターでは無いだろうか?と思います♪
私基準だと迷ったら買え!レベルです♪
おすすめー♪
上は今んところの最終形態だ♪